腰の痛みを引き起こす主な病気として以下のような疾患が挙げられます。
若年期/筋筋膜性腰痛症、腰椎分離症
中年期/筋筋膜性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア、非特異性腰痛症
高齢期/腰部脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折
これらの原因は、姿勢や動作、加齢、遺伝、外傷などにより、筋膜や椎間板、椎間関節といった腰椎の動く部分の「炎症」か「変形」から来る痛みが大半です。
STEP 01|原因を調べる
まずはご自身の病名や重症度を知ることから始めよう
● デジタルX線検査
被曝量が少なく、デジタル処理にて均一な良い画質のX線検査により、関節の変形や形状を確認します。
● MRI検査
X線検査ではみることができない神経や椎間板の状態を確認します。
※ 必要に応じて連携機関でMRI撮影を行います。
STEP 02|痛みをとる
一人ひとりに最適な治療
● 薬
消炎鎮痛剤には、アセトアミノフェンや非ステロイド性消炎鎮痛薬が使われます。
● 漢方薬
当院では、患者様の治療に西洋医学に加え、漢方医学を取り入れています。
● ブロック療法
ブロック療法は、痛む部位の神経付近に麻酔薬を注射することで、痛みを取る治療法です。
薬物療法と比べて全身への影響が少なく、即効性が高いというメリットがあります。
● 鍼治療/自費診療
鍼治療とはカラダの特定の経穴(ツボ)を針で刺激し、症状を緩和する治療法です。
世界保健機関WHOにも効果が認められており、アメリカ、ヨーロッパでは日本以上に医療現場、プロスポーツ現場で活用が進んでいます。
● リハビリテーション
当院のリハビリテーションは、医療資格を持つ理学療法士が一人ひとりの症状に合わせた最適な徒手療法・運動療法で対応します。
STEP 03|痛くないカラダをつくる
予防・エイジングケア
● コンディショニング/自費診療
当院のコンディショニングは、医療資格を持つ理学療法士が医師の診断をもとに、症状の改善はもちろん、予防医学に基づいてストレッチからトレーニングで身体の状態をより良い方向に整えていきます。
● Youtube(動画)
自宅でもご自身に最適な体操を紹介しておりますので、ぜひお試しください。
急性腰痛症(いわゆるぎっくり腰)
症状
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筋筋膜性腰痛症
症状
原因
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腰椎椎間板症/腰椎椎間板ヘルニア
症状
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腰部脊柱管狭窄症
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腰椎分離症
症状
腰椎分離症は、腰の椎骨が正常につながらずに一部が分離してしまう状態を指します。これは特に若年層のアスリートに多く見られる整形外科の疾患です。
以下に、患者様にも理解しやすいように、この疾患の症状、原因、治療方法を説明します。
腰椎分離症は特にスポーツ活動時の腰の痛みや重いものを持ち上げる動作、あるいは長時間の立ち仕事後に悪化することがあります。
この痛みは通常、活動時に強くなり、休息によって軽減されます。また、痛みは一般的に腰の一方に集中し、症状がひどい場合では下肢にしびれが生じる場合があります。
腰椎分離症は一般的にスポーツ活動をおこなう10代の男性に多い疾患です。成長期のスポーツ選手の腰痛の30〜40%を占めるため、スポーツ活動に伴う腰痛が生じている場合は痛みを我慢する前に整形外科を受診することが重要です。
※腰椎分離症を放置しすると脊柱の変形が進行し、若い時期から慢性的な腰痛を生じる可能性があり、脊椎ヘルニアや脊椎管狭窄症などの病態につながるリスクが高くなります。
早期発見と適切な治療は、若年層における将来の健康リスクを最小限に抑え、症状の予後の悪化を防ぐために重要です。
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